「求人を出してもなかなか応募が集まらない」「自社が求める人材に出会えない」――多くの採用担当者の方が、このような課題に直面しているのではないでしょうか。
こうした採用に関する悩みを解決する方法のひとつが、採用のプロフェッショナルである採用エージェントの活用です。
本記事では、採用エージェントの利用を検討している採用担当者の方に向けて、採用エージェントの役割から活用方法まで、詳しく解説していきます。
採用エージェントとは?
採用エージェントとは、企業と求職者のニーズをマッチングさせる人材紹介サービスです。担当アドバイザーが、企業が求める人物像を丁寧にヒアリングし、最適な候補者を紹介してくれます。サービスによっては、入社に向けた契約手続きや、採用後の定着のサポートを受けることも可能です。
採用エージェントを活用するメリット
最大のメリットは、採用にかかる時間と手間を大幅に削減できる点です。
- 母集団形成
- 採用広報
- 候補者対応
といった採用に関する業務を、エージェントが代行してくれます。
そのため、求人サイトや自社採用などの他の採用手法に比べ、採用担当者の負担を大幅に軽減することができます。これにより、担当者は採用以外の業務に注力でき、組織全体の生産性向上にも繋がります。
また、マッチングの精度の高さもメリットのひとつです。採用エージェントは、豊富な人材データを保有しているため、求める人材条件に合致する候補者を紹介してもらえる可能性が高まります。企業と候補者の最適なマッチングが実現することで、採用の成功率向上や、採用後のミスマッチ防止も期待できるでしょう。
採用エージェントを利用するデメリット
採用エージェントを活用する際、まず挙げられるデメリットはコストです。
採用エージェントの報酬は一般的に「成功報酬型」で、採用が決定した際に人材紹介手数料が発生します。この手数料は、採用された人材の想定年収の30〜40%程度になることが多く、企業にとって決して安い金額ではありません。
たとえば、報酬額を想定年収の35%とすると、以下の表のようになります。
| 採用された人材の想定年収(万円) | 採用エージェントへ支払う報酬(万円) |
| 400 | 140 |
| 600 | 210 |
| 800 | 280 |
| 1,000 | 350 |
このほかに、採用担当者と候補者が直接やり取りする機会が限られてしまうという懸念点もあります。エージェントを介した採用活動であるため、自分たちで直接やり取りする場合に比べ、候補者の適性や自社との相性を見極めることが難しくなるでしょう。
採用エージェントを上手く活用するためには?
採用エージェントの費用は決して安くありませんが、適切な活用方法を知れば、費用対効果を最大化することができます。ここでは、採用精度を高めるためのエージェントの選び方と活用のポイントを解説します。
自社のニーズに適した採用エージェントを選ぶ
採用エージェントは、「総合型」と「専門型」の2つに分類できます。
「総合型」は多様な業界・職種、「専門型」は特定の業界・職種に対応する点が大きな違いです。
この違いを踏まえて、まず、「総合型」か「専門型」のどちらを利用するかを検討しましょう。自社の採用ニーズと採用したいターゲットに応じて、エージェントを使い分けることが重要です。
| 種類 | 紹介される人材の特徴 | おすすめの活用シーン |
| 総合型 | 幅広い業界・職種に対応 | 幅広い業務に対応できる人材を、 効率的に採用したい |
| 専門型 | 特定の分野に精通し、 高い専門スキルや豊富な経験を保有 | エンジニア、デザイナーなどの 専門職を採用したい |
また、採用エージェントを選ぶ際は、登録者の数や質、評判、実績といった評価ポイントを総合的に吟味することが重要です。これらの指標は、信頼できるパートナーを見つけるための判断材料となります。
エージェントときめ細やかなコミュニケーションをとる
採用エージェントを効果的に活用するには、アドバイザーとの綿密なコミュニケーションが不可欠です。求めるスキル・資格・経験や、人物像といった自社の採用要件を詳細に伝えることで、最適な人材の確保に繋がります。
採用要件だけではなく、企業の特徴や魅力も具体的に共有することが重要です。企業が大切にしている価値観や文化を示すことで、候補者が自社に適合するかを見極めやすくなります。また、職場環境、福利厚生やキャリアパスなど、求職者が関心を持つ情報を提示することも、応募者の目に留まりやすくするのに効果的です。
おすすめの総合型採用エージェント5選
ここでは、採用担当者におすすめしたい総合型採用エージェントを5社厳選してご紹介します。以下にご紹介するすべての総合型採用エージェントは、完全成果報酬型の料金体系となっています。
※Workship CAREERは、当メディアを運営する株式会社GIGのサービスです。料金は採用形態(正社員・業務委託)や支援内容に応じて個別にご提案しています。
Workship CAREER
▲出典:Workship CAREERWorkship CAREERは、デザイナー・エンジニア・マーケター・PdMなど、IT・DX領域の即戦力人材に特化した人材紹介サービスです。業務委託マッチングサービス「Workship」の約50,000人以上のフリーランスネットワークを活用し、企業のニーズに合った人材を厳選してご紹介しています。
リモートワーク・ハイブリッド勤務・副業OKなど柔軟な働き方を前提にすることで、地理的な制約に縛られず、優秀な人材にアクセスできる点が大きな特徴です。
また、プロジェクト単位での業務委託契約に加え、企業との相性を見ながらフリーランスから正社員への切り替えを可能にする「トランジション採用」にも対応しています。
リクルートエージェント
▲出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、約143万人(2023年度実績)という国内最大級の登録者数を誇る、業界大手の総合型採用エージェントです。
各業界に精通したアドバイザーが、効率的な採用活動を支援します。全国に約20ヶ所の拠点を持ち、各地域の採用ニーズにきめ細かく対応したサポートを提供しています。
doda

▲出典:doda
dodaは、業界最大級の規模を誇る総合型採用エージェントのひとつです。
若手から中堅層まで、幅広い年齢層・職種経験を持つ登録者が揃っており、企業は多様な人材にアクセスできます。
また、全国約20ヶ所の拠点を構え、各業界に精通したアドバイザーによるきめ細やかなサポートも受けられます。
マイナビエージェント

▲出典:マイナビエージェント
マイナビエージェントも、国内有数の規模を誇る総合型採用エージェントのひとつです。
様々な業種・職種を経験した若手層の利用者が多く、20〜30代前半の登録者数が7割を占めています。
アドバイザーによる手厚いサポートに加え、企業担当者と求職者が直接コミュニケーションできる体制や、AIとアドバイザーの知見を組み合わせた精度の高いマッチングにも強みがあります。
type転職エージェント

▲出典:type転職エージェント
type転職エージェントは、大手転職サイト「type」を運営する株式会社キャリアデザインセンターグループの転職エージェントです。
特に女性の転職支援に注力しており、スキルや経験だけでなく、ヒューマンスキルや人柄まで考慮した丁寧なマッチングが特徴です。
おすすめの専門型採用エージェント5選
続いて、採用担当者におすすめの専門型採用エージェントを5社ご紹介します。各エージェントごとに専門とする業界・領域が異なるため、自社に適したサービスを選びましょう。
クロスデザイナー
▲出典:クロスデザイナー
国内最大級のデザイナー専門の採用エージェントです。
7,000人以上のフリーランスデザイナーが登録しており、即戦力となるデザイナーを最短即日で提案可能です。
また、案件ベースでの柔軟なアサインが可能なため、コストを抑えながらも、同じプロジェクトメンバーで案件を進めていくことができるのも、魅力のひとつです。
費用は、案件の条件やスキルレベルに応じて、エージェントに相談することができます。
クロスネットワーク
▲出典:クロスネットワーク
クロスネットワークは、1,500人以上のフリーランスエンジニアが登録している、国内最大級のインフラエンジニア専門の採用エージェントです。
最短即日で最適な人材を提案し、早ければ3日でアサイン可能という、スピード感が魅力のひとつです。
また、案件ごとに週数回の稼働など、案件ベースで柔軟なアサインが可能なため、コスト削減を実現できます。
月額料金は、案件の条件やスキルレベルを踏まえ、担当アドバイザーと相談しながら決めることができます。
レバテックキャリア

▲出典:レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニアとデザイナーに特化した成果報酬型の採用エージェントです。
登録者数は45万人にのぼり、エンジニアやクリエイターなど約50の職種に対応しています。
また、中途採用、フリーランス、派遣、新卒採用など、幅広い採用方法に対応している点も特徴です。
ギークリー
▲出典:ギークリーIT・Web・ゲームの3つの業界に特化した、完全成果報酬型の採用エージェントです。
IT人材の採用歴13年。そこで培われた知見とノウハウを活かして、アドバイザーがIT人材採用のサポートを行います。
専門性の高い求職者と、経験豊富な人材の割合の高さが魅力となっています。
MS Japan
▲出典:MS Japan管理部門や、士業(公認会計士、税理士、弁護士など)を専門とする、完全成果報酬型の採用エージェントです。
登録者の多くは、実務経験年数が長く、難関資格を取得し、専門性の高い人材です。そのため、業務遂行能力の高い人材を確保することができるでしょう。
よくある質問
Q. 採用エージェントの費用はいくら?
A. 採用エージェントの費用は成功報酬型が一般的で、採用者の想定年収の30〜40%程度が目安です。たとえば料率35%の場合、年収600万円の人材を採用すると報酬は210万円になります。採用が決まるまで費用はかからない一方、1人あたりの金額は高めです。
Q. 採用エージェントは何を代行してくれる?
A. 採用エージェントは、母集団形成や採用広報、候補者対応といった採用業務を代行します。企業が求める人物像をヒアリングし、条件に合う候補者を紹介してくれます。サービスによっては、入社に向けた契約手続きや採用後の定着サポートまで任せられます。
Q. 総合型と専門型の採用エージェント、どちらを選ぶ?
A. エンジニアやデザイナーなどの専門職を採用したいなら専門型、幅広い業務に対応できる人材を効率よく採用したいなら総合型が向いています。専門型は特定の業界・職種に精通しており、高い専門スキルを持つ人材とのマッチングに強みがあります。採用したい職種に合わせて使い分けましょう。
Q. 採用エージェントを使った採用の流れは?
A. 採用要件のヒアリングから始まり、候補者の紹介、面接、内定・入社手続きの順に進むのが一般的です。最初のヒアリングで、求めるスキルや経験、人物像に加えて企業の価値観や職場環境も伝えておくと、紹介の精度が上がります。費用は採用が決定した時点で発生するのが一般的です。
Q. エージェント経由の採用でミスマッチを防ぐには?
A. 採用要件と自社の特徴をエージェントに具体的に共有し、面接で候補者と直接対話する時間を確保することが大切です。エージェント経由では候補者と直接やり取りする機会が限られるため、カジュアル面談なども活用し、価値観や働き方の希望を確かめましょう。
Q. IT・DX人材の採用に強いエージェントは?
A. Workship CAREERは、エンジニアやデザイナー、PdMなどIT・DX領域の即戦力人材に特化した人材紹介サービスです。業務委託から始めて正社員に転換する「トランジション採用」に対応し、リモートワークや副業OKなど柔軟な働き方を前提にすることで候補者の幅を広げられます。採用要件が固まっていない段階でもご相談いただけます。Workship CAREERに採用について相談する
即戦力となるIT・DX人材の採用はWorkship CAREER
自社に最適な人材を見つけるには、自社のニーズに合致した採用エージェントを選び、最大限に活用することが成功の鍵となります。
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Workship CAREERの特長
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- トランジション採用に対応:業務委託契約からスタートし、実務で相性を確かめたうえで正社員登用へ切り替えられます。
- 柔軟な働き方を前提に候補者の幅を拡大:リモートワーク・ハイブリッド勤務・副業OKなどの働き方を前提にすることで、候補者の幅を広げられます。
- 人事のプロが採用から定着まで伴走:3年以上の人事経験を持つ外部人事が、採用広報・RPOから組織設計・評価制度・人材育成の仕組みづくりまで、週1〜3日などの柔軟な稼働で支援します。採用後の定着フォローまでサポートします。
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リモートワーク・ハイブリッド勤務に特化した人材紹介エージェント「Workship CAREER」の編集部です。採用に役立つ情報を発信していきます。